ベリーパンチ
(Berry Punch)
登場回 … 多数












ベリーパンチ は、モブポニー の1頭です。


「モブポニー」 とは、作中において、
主人公・サブキャラよりも扱いの軽い、

背景の 「その他大勢」 として登場する
ポニーたち
のことです。



「その他大勢」 とは言いつつも、

基本的な体型や目には、
(メインキャラよりは 作りこみがやや劣るものの)
シッカリとしたパーツが使われており、

多彩なカラーバリエーションはもちろん、

中には、メインキャラでは採用していない
「自由で新たな試み」 を施した

モブポニー も存在し…



一部のモブポニーには、

ファンの間で、メインキャラを上回る人気
を誇るものも存在するほどです。






で、かくいう自分もご多分にもれず、
何頭か、お気に入りのモブポニーがおります。


その1頭が、

まだ自分が 「モブポニー」 という言葉すら
知らなかった頃から目をつけていた、
この ベリーパンチ でした。


ときどき画面の端に現れる、
シンプルなカラーリングながら、
馬らしい馬のタテガミをした、
ピンク色の愛らしいメス馬




「なにか気になる仔だな〜 かわいいな〜〜」

と思っていた矢先の
S1 E12 『あたしのキューティーマーク』 で、

なんと そのベリーパンチに、
細かいですがスポットライトがあてられたのです。



1つは、露店でリンゴを販売していた
アップルブルームに絡まれる(笑)シーン。

リンゴを入れた桶に鼻先を突っこんで品定め
(食べているようにしか見えないのですが…) していたところ、

アップルブルームに
『さわったら買ってよねwww!』 と言われて
腰を抜かし、逃げていく (なぜ?) という、

よく分からないけれどインパクト大なシーンに
使用されていました。






























そして もう1つは、

ピンキーパイのケーキショップで行われた、
ダイヤモンドティアラのパーティで、


大きなガラス容器に入った
フルーツパンチを、

「誰も見ていないのを確認したうえで、

杓子を使わずに、直接 口をつけて、
ズズーー… と一吸いし、

口元をグイッとぬぐって去っていく」


という、

あるまじき品の無さを披露したシーンです。




これをメインキャラがやったら
大問題 でしょうが、

モブポニーである彼女がやると、
ギャグで済んでしまう から不思議ですね。

(やや、済んでいないような気もしますが…)






また、直後の
S1 E13 『アイアンポニーはどっち?』 では、

なんと主人公格の
アップルジャック、
レインボーダッシュに混じり、

「落ち葉マラソン」
走者の1頭として登場しました。



スタート前のストレッチに励む彼女の腰に、
燦然と輝くは、ゼッケン 「88」


ハ、ハラサン…





しかし そこは所詮は、
モブポニーの悲しさ


レースがスタートすると、
アッというまに量産 され
(画面内に、複数のベリーパンチが登場)

よく見るとゼッケンも
「6」 に変更されているではありませんか…


サ、サカモトハヤト…






















これは、S1 E20 『モデルになっちゃった!』 において、

モデルになったフラッターシャイを
町中で見つけて追いかけてきたはてに、

ラリティのお店「カルーセル ブティック」 に
入店したシーンです。



こんなミーハーな面もあったとは…


キョトンとした顔は、
とても愛らしいですが。






こちらは、S2 E02 『リターン・オブ・ハーモニー』 において、

怪物ディスコードの イタズラ魔法で、

頭上の巨大なコショウ瓶から
コショウをまかれるシーンです。


耐えきれずにクシャミをすると、
衝撃で周りの家屋が倒壊



何が起こったか分からないといった感じの
ベリーパンチの表情が、

また実に愛らしいではありませんか。
























S2 E05 『おねえちゃんなんか きらい』 では、

「落ち葉マラソン」 に続いて、
またも主役キャラと勝敗を競う立場として
登場した ベリーパンチ。



しかも、妹がいることが判明し、

あろうことか、
スウィーティーベルのチームとの
競り合いに勝利し、

レース優勝まで獲得してしまうガンバリぶり。



その不屈の雑草根性は、

モプポニー界の希望の星 と称しても、
過言ではありますまい。

(過言です)




しかし、所詮は悲しき
モブポニーでしかない彼女は、

『レースに出場しながら、応援席にも存在する』

という、

「キン肉マン」 の ジェロニモ
のような ひどい扱いを、
さりげなく受けていたのでした…

(実は 「落ち葉マラソン」 のときも…)






そんな、

「姿かたち こそ愛らしいけれど、

『その他大勢』 としての
紙切れよりも軽いあつかい
を受け続ける 薄幸な彼女
の魅力を、

僕はこれからも、

強く強く推していく 所存であります。






ちなみに、最近 知ったのですが、

彼女には 『ベリー シャイン』
(Berry shine)
という名前もあるそうです。

(というか、そっちのほうが公式なのだろうか…?)



ですが このページでは、
『ベリーパンチ』
統一させていただきました。









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